今回作成しようと思っている横断幕のサイズは縦1m10cm、横10mです。会社の帰り道にある「Sanki」が店じまいセールをしていたのでそこで纏めて布を購入してきた。縦のサイズは購入時のサイズなので、もう少し幅広にしたかったのが本音です。それでも6mしか購入できなかったので、別の「Sanki」へ行って2mのハギレ(315円)を二つ購入して両サイドに縫い付けることにしました。
6mの布の両サイドに2mの布を縫い付けて10mの横断幕にします。ミシンで縫い合わせるので嫁さんに依頼し、私はお手伝い。表面同士を合わせて接合部分を仮止めし、縫い代をとってミシンで一気に縫い合わせます。端はほつれてこないようにジグザク縫いで!
マス目を書き終わったら、原稿のマス目と同じ数のラインとの接点を探して印をつけていきます。その印をつなぎ合わせていけば10倍に拡大した大きな文字が書けます。ここでは目印を見つけやすいように白い色鉛筆を使用します。
1文字目を上手く書くことが出来て喜んでいたのですが、この調子で2文字目も勢い込んで書いたところ最初の大きな失敗が生まれました。文字と文字の間隔をどうするか計算していなかったのです。一文字1m位と見込んで全長を決めていたのですが、文字間の長さを入れていなかったのでこの間隔で書いていくと3mほど足りなくなることが判明!さあ、ここでどうするか?間の空間を折り曲げて縫いこむか、このまま書き続け布を買い足すか。思案のしどころです。
ようやく下書きが終了しました。買い足した布の長さも丁度ぴったりとなり、「もし足らなかったらどうしよう・・・」という不安もなくなり一安心です。下書きには丸々一本の“チャコペン”を使いました。次の作業は布の両端の縫い上げから紐を通す穴開け作業となります。
紐を通す穴の部分で使用する「歯止めパンチ」です。直径12mmのものですが、大きさは大丈夫だろうか?二つ目の失敗にならなければよいが・・・。ところで、これはどうやって使うものなのだろう?買ってくれば分かるだろうと楽観的に考えていたが、う~ん、良く分からない。
穴を開ける部分に使おうとジョイフルホンダで購入してきた「革のハギレ」です。1枚500円で2枚かてきました。1辺10cmの2等辺三角形を切り出し、角4ヶ所、上辺下辺とも10ヶ所ずつ計24枚の三角形が必要になる計算をしています。だから、ハギレは30cm×40cmのものが1枚あればOKです。
歯止めパンチに付いている「穴あけ」で先に革に穴を開けます。革の下に木の板でも敷いて、穴を開ける場所に目印をつけ、金槌でたたいて革を叩き切ります。木の板を置くところがしっかりしていないとなかなか穴が開きません。力が逃げてしまうのでしょう。ですからできれば屋外の下が固いコンクリート等の上でやるのがいいでしょう。そうすると大体一発で穴が開きます。
薄いゴム板を幕の両端に入れて縫いこんでしまいました。両端を袋状にして、その中にゴム板30cmのものを3枚入れそれぞれのゴム板の間にも縫込みを入れて中のゴム板がずれないようにしました。目的は勿論、風対策としてです。美味く昨日するかどうかは、スタジアムに張ってみてからでないと分かりません。もしかすると横断幕の重さからすると全く機能しない可能性もあります。でも、機能したら凄いでしょ!
穴を開けた革布を三角形に切り取ります。四隅は当然必要ですが、上辺と下辺にもいくつか必要となります。上辺に取り付ける間隔は2mくらいにしましたが、これ以上は広くない方が良いかと思われます。下辺には風で巻き上がらないようにするための重りや下から紐で引っ張れるようにいくつか付けて置いたほうが良いでしょう。
三角形に切った革を縫い付けるのですが、当初結構てこずりました。ジーンズ用なので下糸の強さ加減が微妙で何度かストップしながらでないと縫いきれませんでした。それでも要領をつかむと順調に縫い付けていくことが出来ました。
金具の表と裏を確認してから穴に差し込みます。差し込んだ金具にパンチを合わせて強く握るだけで完成します。12mm穴は小さいかと思いましたが、完成してみると結構大きな穴でした。丁度よいくらいの大きさです。
さあ、いよいよ色塗りを始めます。簡単に塗り進められるのかと思いましたが、絵の具が滑らかに滑らないのでなかなか塗り進めることができません。また、絵の具の消費も多いので、もっと水で薄めないといけないのかも・・・。
一日に2文字としているのは、作業場となっている部屋の大きさから布を広げて塗ることが出来るのは2文字分しかないのが理由です。時間的には2文字で1時間30分前後で塗ることが出来ますが、この後乾かさなくてはならないのですが、部屋に除湿器を持ち込んでフルパワーで動かし、それでも乾くまでは1日くらいかかります。
今回、使用した「アクリル絵の具」です。写真は600mml缶ですが、これで約2文字半~3文字分です。やはり水での薄め具合が使用量にも仕上がりにも、かなり影響することが分かりました。最初に縫った「鹿島」の2文字を良く見たら水を多めに薄めた部分の仕上がりは綺麗な表面に仕上がりましたが、絵の具が濃い目になっていたところは表面がひび割れを起こしてしまいました。この絵の具は「30%程度の水で薄めて~」と説明書きがありましたが、そのとおりかなり薄めて、2度塗りをした方が良さそうです。
グラデーションとなる部分のアップです。少しずつ点の多さを変えて自然に移り変わっていくようにしたいのだが、なかなか思うようにいかない。よくみると下地の布の赤い色がところどころに見えます。これを覆い隠すように塗り捲っていけばよくなるのかな~。
グラデーションの修正をしながら、予め考えていた工夫を施す。「神」という字の後ろから光が当って文字に輝きを持たせたいと考えていました。そのための光を表現してみたいと思います。とりあえず「光」となる“白色”を塗り始めます。
白い縁取りを施して後から光が当っているようにしたかったのですが、どうやらそれは無理だった(技術不足)ようです。それでも、「神」という字の中の「申」の字を縁取りをしていて、縁取りだけではそのように見えないということが分かりました。その文字の「田」の中の部分については縁取りだけでなく、背面を全部白で塗りつぶさなくてはいけなかったのです。まあ、今回は失敗しましたが、次回まではこれらのテクニックをさらに上達させるぞ!
水性アクリル絵の具とはいっても水の量が少なすぎると、最初からかなり厚く塗ることが出来ます。縫ったばかりはその方が綺麗ですが、絵の具が乾いてくるとひび割れてきますのでご注意を!ですから、一度目は水を多めにしてかなり薄めた状態で塗ると布に水分がしみこんで、ひび割れを防いでくれます。しかし、ご覧のように下地の色がまだまだ残ってしまっているので、これをドライヤー等で乾かし水分を飛ばしてから2度塗りします。
先ほどの状態を乾かしてからすぐに同じような濃さの絵の具で2度目の塗りを行います。すると、今度は綺麗に絵の具が乗ってきて下地の色もなくなります。それでも薄い場合はさらに塗り重ねてもOKですが、多分、2度塗りしたものが乾いてしまえば白さが出てくるようになるので、2度塗り後は何時間か置いた方がいいでしょう。その後に足りない部分は塗り足せばいいでしょう。
1日2文字しか塗ることができませんでしたが、ようやく塗り終えることができました。2度塗りの感覚を掴んだ後は、かなりペースアップして、しかも嫁さんが手伝ってくれたので1日の作業時間も半分で済みました。
いまさら確認したところでもう修正は不可能なのですが、家の中で一応修正箇所がないか広げて確認します。全部伸びきらない・・・・。「でかすぎ~」と娘に言われ、「うるさい!これでいいんだ!」と子供相手に真剣に怒り。
ホームセンターでクレモナ金剛ロープをかってきました。穴の大きさが12mmなので10mmくらいまでの太さで検討した結果、8mmくらいがベストだということに。長さは2~4mくらいが適当です。貼る場所にもよりますが。
旅行用のビニールバッグ(お土産用によく使われているやつ)を探しましたが、ホームセンターで落ち葉拾い用のビニールバッグを見つけました。これは立方体の形していますが、非常に頑丈な作りとなっているので、重い横断幕をいれてもびくともしません。