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2017年10月 1日 (日)

鳥栖戦敗戦も、金崎夢生が広島戦に向けてチームに残したもの

鳥栖に敗れる。

 

戦前のブログで散々書いていた危機感を煽る記事は、決してネガティブキャンペーンでも、「ほら見ろ!」と言いたくて書いた記事ではありません。

それでも、その通りの結果になってしまったことは残念で仕方なく、とても悲しいです。

ただ、試合後の報道やアントラーズ系のブロガーさんたちの記事に多くみられたような、どうしようもなかった試合内容であったかというと、私の録画を観た感想はそうではありませんでした。

 

・トラップミスやパスミスばかり

・慢心があった

・チャンスらしい決定機は皆無

・終始、鳥栖に試合を支配されていた

・80分まで良く無失点で済んだ

・充孝は殆ど消えていた

・レオ・シルバは悪い時のレオだった

・今シーズンのワーストゲーム

・完敗だった

・・・etc

 

私の見方が素人だと言われてしまうと何とも言えませんが、細かいプレーのミスは、いつもの試合でも同じくらいはあるような気がします。

そして、いつものようにパスをつないで、左右のサイドにワイドに展開しながら、クロスで決定機を生み出そうとする姿は確かにありましたよね。

選手一人ひとりのプレーを見る限り、そこに慢心などなく、いつものようにアグレッシブにボールにチャレンジしていて、主導権はどちらかというと鹿島にあった気がします。

80分まで失点せずに済んだという感じかな?と思って、試合を思い返してみても、後半に失点するまで、「これはいつもの鹿島のペース」と私が感じたことは間違いでしょうか?

 

充孝もレオも、聖真もレアンドロも、みんないつもくらいの出来だったと思いました。

決して今年のワーストゲームではないですよ。

 

何度も見舞われた鳥栖の決定機を防ぎ、時には体を投げ出して守り、曽ヶ端も再び輝きを取り戻すプレーを見せ、いつものように粘り強いところもありました。

この試合内容で、鳥栖に得点を許さず、もしくは失点しても、決定機をものにしてゴールしたり逆転することが出来ていたら、「やっぱり鹿島は勝負強い」と言われる結果になったのではないでしょいうか?

 

そう、内容的には〝鹿島はいつもの鹿島〟だったんです。

 

だから、選手達に「慢心」や「油断」は決して無かったと思うわけです。

 

 

一方、鳥栖に関して言えば、フィッカデンティ監督自身がコメントしているように今期のベストゲームだったのでしょうね。

敵ながら、外連味の無い、何か吹っ切れている様な迷いのない、更に全員が献身的。

そういったプレーの数々に、鳥栖の選手達を称える気持ちしかありません。

本当に素晴らしい戦い方だったと思います。

鹿島相手にこれだけの試合ができる(決して驕りではありません)のだから、他の試合でも同じようなプレーが出来ればもっと上位にいてもおかしくはないチームですよね。

 

でも、この内容・レベルの試合を継続することは相当に難しいことなんですね。

同じ先発メンバーであっても、相手チームが変われば同じようには行かないだろうし、ピッチが変わるだけでも同じようなゲーム運びは出来なくなります。

今のJリーグはそのように上位と下位の力量にそれほどの差はなく、どこかの部分でほんの僅かな違いがあるだけで試合の結果が変わってくるものです。

でも、鳥栖には今日の試合のように、残された試合で同じようなプレーをして、今後対戦するチームを苦しめて欲しいと思います。

鳥栖の残りゲームの対戦相手に、川崎と柏がいないのは甚だ残念です。

 

 

 

鹿島はいつもの鹿島でした。

勝った鳥栖が素晴らしかっただけです。

「完敗」とは思いません。

鹿島に勝利の神様が微笑まなかっただけです。

やるべきことは変わることなく、これまでと同じように鹿島のサッカーを突き詰めていくのみです。

迷うことなかれ!

 

 

そして、記事のタイトルに書いたように「この試合で金崎夢生が残したもの」とは?

 

この試合の90分+5分の時点で、金崎はイバルボを引き倒してイエローカードを提示され、累積により次節(広島戦)出場停止になりました。

しかし、このシーン、そしてこの少し前にあった攻撃時の金崎のプレーに気迫と粘りを強く感じました。

 

録画を観れる方は見てもらいたいのですけれど、90分+2分にあった鹿島のチャンスシーンで、金崎はボールを受けに右サイドを自陣まで下がってボールをキープして、前線の安部にボールを渡します。

安部はその受けたボールを、得意のフェイントで相手を交わし、スピーディーにドリブルで敵陣中央に向けて突進していきます。

前を相手DFにふさがれた安部は、再び右前方のスペースにパスを出しますが、何とそれを受けたのは金崎でした!

 

安部のプレースピードはかなり速かったです。

でも、安部にパスを出した金崎は、その安部を追い越して再びボールを受けています。

「パス&ゴーで普通だろ?」っていう人が居るかもしれませんが、90+2分のその時間に〝このプレー〟ですよ!

私は正直言って、金崎のスタミナと根性に驚きました。

 

そして、90+5分にイエローを受けたプレー。

鹿島の攻撃が防がれ、鳥栖のカウンターになる場面、前線にいた殆どの鹿島の選手は相手ゴール前に並んだままになっていて誰も動けずに、ただイバルボのカウンターの仕掛けを見ているだけしかできませんでした。

イバルボの一番近くにいたのは金崎ですが、誰も戻りに動けない時に、一人猛然とイボルバを追いかけてボールを奪い返そうとしています。

そのプレーは相手を手で倒してしまったため反則として止められましたが、金崎が動かなかったら、イバルボにやられていた可能性は高いです。

 

また、金崎は守るのためにイバルボに向かっていったのではないと思います。

そこでボールを奪い返して、〝最後の得点チャンスを作り出すため〟に向かっていったのだと思います。

 

凄い執念です。

勝利への執着心です!

 

次節、金崎は出場することができませんけれど、この金崎が示してくれた執念、そして勝利への執着心はアントラーズファミリー全員が受け止めていなくてはなりません。

これまで鹿島の躍進を支え続けてくれた金崎のこの気持ちを、広島戦で戦う選手とサポーター全員がこの気持ちを受け取って、金崎の代わりに、金崎のように激しく戦わなくてはなりません。

 

その金崎の想いと気持ちが我々の心に中にありさえすれば、次の試合に向けての闘志になるのではないですか?

 

弱気になることはありません。

下から迫りくる他のチームに怯えることもありません。

 

監督と選手を信じて、これまで通りに、鹿島アントラーズの戦いをやり抜くだけです。

そこに、金崎の残してくれた勝利への執念を加えて、今まで以上に強くなりましょう!

チームとして強くなる、技術的に強くなるというだけでなく、チームや選手を信じる気持ち、そして勝利への執念をより強く持って、次の広島戦に臨むだけです。

 

「一戦必勝」

 

次の広島戦に勝つことだけを考え、そのための準備をするのみです!

 

 

鳥栖まで応援に行かれたサポーターの皆さん、お疲れさまでした。

この戦いを糧に、次なる聖地での戦いは、再び選手を奮い立たせる応援にしていきましょう!

私もそのつもりで参戦します!


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