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2017年7月19日 (水)

ジーコからのメッセージ2017

フリークス7月号にジーコからのメッセージが記載されている。

「ジーコからの手紙」(2007年4月)以来のメッセージだと思うので、備忘録的に抜き出しておきたい。

以下が、フリークスからの抜粋です。

 

 

「固定メンバーで戦っても常に同じような結果を出し続けることは困難なわけで、これだけの新加入があったのだから、しばらく不安定になるのは仕方のないこと。このようなチーム状態の時に大切だと言い続けていることはコミュニケーションだ」

 

「すべてが噛み合うまでには時間が必要だ。忍耐力を持って、日々のトレーニングを積んでいくしかないのだろう」

 

「危険とは大なり小なり、日常的に起こるものだ。どんなにうまく運んでいても、必ずひずみは生じてくる。間違いなく言えることは、起ってしまった事象を引きずっていても、ポジティブな結果は生まれないということだ」

 

「勝っても負けても、喜び、悲しみに浸るのはその日だけにしておけ。すぐに切り替えて、やるべきことがこなせるように、精神のバランスを保つ訓練をしろ」

 

「反省すべきはその場で猛省、修正する。いつまでもそれに捕らわれてしまうとトラウマ化して、潜在的に残ってしまう。シーズンの途中で何が起ろうが、戦いは容赦なく続いていくのだから」

 

「手にした成果には必ず責任が伴う。例えばある目標を必死の思いで達成したとする。しかし、そこが完成形ではなく、さらに上があることを発見する。これでよしと思ったところで成長は止まってしまうものだ」

 

「一つの成果を上げることにより、知識を獲得するだろう。その知識を自分で抱え込んで満足するのではなく、誰かのために活用しなくてはならない。成果を手にして、さらに成長するための目標を捉え、知識を共有して次の高みを目指して戦っていく。それがアントラーズの哲学だ」

 

「昨年のチームの粘り強い戦いぶりは、Jリーグ開幕当時から受け継がれているものだった。相手が誰であろうと自らの戦いを全うする。本当に誇らしさを感じた。どんなに立派な言葉を掲げようが、結果が伴わなければただのスローガンでしかない。しかし、アントラーズは常にアントラーズらしさを保ち続けてきた」

 

「若い選手達にいかに伝えるか?やはり、それを知るものが身をもって示し続けるしかないだろう。ただし、決して強制してはいけない。強制は反発を生む。多方面からのアプローチにより、若手がその環境、アントラーズのやり方になじみ、結果が出ることによって、それが正しかったと理解させていくことがベストだろう」

 

「ピッチの内外の相互理解が、最も大切だろう。(中略) 毎日汗水流して得た大切な収入で、入場券を買って観戦してくれる。そんな人々を感動させることができるすばらしい職業に就くことを許されたからには、当然責任が生じる。人は誰しも完璧ではないので、必ずしも臨んだ結果を残すことは不可能かもしれないが、私は常に全力を尽くしてプレーしてきた。全力を出していれば、必ずプレーヤーとサポーターの間に相互理解が生まれる。アントラーズにおいても、日々の努力を重ねていけば、必ずや相互理解が生まれ、危機を克服して、さらなる成長を遂げることができる」

 

 

フリークス7月号のZICO SPIRIT「ジーコインタビュー」の殆どそのままの内容になってしまいましたが、このページだけでも、アントラーズサポーターにとって相当の価値がある言葉が詰まった内容となっています。

 

アントラーズに対して抱く気持ちだけでなく、それぞれが社会生活を営んでいくうえでも当てはまるシーンがいくつもありそうな、そんな時に自分に言い聞かせてあげたいメッセージでもあります。

 

苦しくなった時、心細くなった時、気持ちが揺れてしまいそうな時に、アントラーズファミリーに対して、いつもこのようにメッセージを送ってくれる偉大なるジーコ。

 

アントラーズサポーターは、本当に幸せ者です!

 

 

《ジーコからの手紙》 2007年4月 

「人が我欲を捨て一つの大きな目的に向かい足並みを揃えた時に生み出す『神秘的なパワー』これを具現化したのが、鹿島アントラーズである。

自らの可能性を心から信じる大切さ。日々の献身。
慢心せず常に高い可能性を課して突き進む勇気。状況を正確に把握する冷静な知力。
様々な困難を打開する為の才知と技能、

これらは真のプロとして、また人間として悔いのない時間を過ごす為の要素であると信じる。

いかに優秀な人材の集団でも、精神の強さ、謙虚さを失っていては目的の達成は難しいであろう。
長年の経験から言える真実である。

物事を進める上で良い時ばかりではない。
しかし困難な状態でいかにもがき、苦しみそして結果を追求できるかで
その真価が問われるものだ。

振り返ってみると私の15年はその繰り返しであった。
鹿島を心から愛する皆さんも同じであろう。

苦難に屈することなく、焦らずしっかりと足を地につけて努力を続ける。
いつまでもそんな鹿島であってほしいと心から願っている。 

ジーコ(サイン)」 


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コメント

簡潔かつ重要な事項を確実織り込んだ素晴らしい文章ですね?
ジーコ氏が直接日本語で伝えてくれたのか、訳されたのか、訳なら訳した人のセンスも良いように感じます

サッカーに限らず、どんな職業にも大切なことですね

掲載ありがとうございました

投稿: けやき | 2017年7月20日 (木) 09時39分

けやきさん、コメントありがとうございます。

フリークスについては、アントラーズファンからその内容について時折厳しい批判をされることがありますが、文章力や表現力く、デザイン性など高い能力があると思います。

イヤーブックやカップ戦のストーリーズなど製作期間の限られた中での取材や編集力など高いレベルにあると思います。他のクラブに比して、我々が自慢のできるところではないでしょうか。

投稿: 鹿莫迦 | 2017年7月21日 (金) 07時04分

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