« 遠征日のクラブハウス練習見学 | トップページ | 明日は山形戦 »

2015年8月18日 (火)

Jリーグ 2ndステージ ベガルタ仙台戦(カシマスタジアム)

鹿島アントラーズが遂に2ndステージで首位に立ちました。

 

結果的にミスで苦しんだ仙台との戦いでしたが

試合内容は悪くなく

見事な逆転で勝利を納め

これで石井監督になって無傷の4連勝

選手たちのモチベーションを上げながら

チーム順位も見事に上げる結果に繋がっています。

 

先週は個人的にも仕事に追われ

広島戦後のブログ記事もアップできていない状況でした。

毎日の帰宅時間が23時くらいで

翌朝の出勤時間が6時では

忙しい時期を乗り越えるためにも睡眠時間を確保するだけで精一杯でした。

広島戦はリアルタイムでTV観戦することはできたので

それだけは良かったところです。

 

その広島との試合は

石井監督が練った緻密な作戦を

選手たちが忠実に実行に移して

負けなしの連勝で来ていた広島を見事に撃破し

石井監督の戦術家としての一面を垣間見ることができました。

 

そして

昨日の仙台戦では計算が狂ってしまった試合を

戦いながら見事に選手交代で修正し

指揮官としてのインスピレーションにも長けていることも証明されました。

 

この試合では〝結果を出しているときはメンバーを変えないで試合に臨む〟といったセオリーなど全く関係なく

自らが求めているチームとしての理想を追求すべく

これまでの4-2-3-1のシステムから

本来の鹿島のシステムというべき4-4-2に戻して

そうなると当然のごとくメンバーも入れ替えてきました。

 

ダヴィを先発で起用しながら

出場時間を少しでも長くして

忘れかけている試合勘を取り戻してもらうように先発に選びます。

そしてダヴィと共にワントップよりもツートップとしての適性があるのではないかと思われる赤崎を

ダヴィとの共存が図れるのか?という可能性を試すべく起用します。

 

そうなると変化せざるを得ない2列目には

ボールを受けてドリブルも出来てパスも出せる遠藤と中村を選びます。

ここで金崎を外すことには彼の体調回復を兼ねることが出来るという面の狙いもあったのでしょう。

金崎は使えば必ず全力で期待に応える働きをしてくれる反面

その反動というべきコンディションの不調が早期に訪れ

連戦での起用が厳しくなってしまいます。

そのため常に先発させるよりも

この日のように交代出場させる意味としては彼の体調管理という側面もあったのでしょうね。

2ndステージではその実力発揮が確実に計算できる金崎を最後まで欠くことなく使いたいのですよね。

 

充孝を前半の35分に交代させるという判断は意外と言えば意外でした。

その理由として石井監督は「思ったようなプレーが)できていなかった」とコメントしています。

またエルゴラの田中氏は「中村はアップの時から疲れが出ているような感じだった」と見ていたようです。

確かに充孝はこれまで途中交代でしか使われることが無く

石井監督に代わって連続で先発し

ここ2試合はフル出場が続いていたので

中3日の試合で疲れが他の選手よりも出ていたとしても仕方ないところです。

ただ、石井監督のコメントのようにプレーに冴えが無かったかというと

試合に出場した選手がプレーする合格点より上回るプレーは出来ていたと観ました。

まあ充孝であればもっともっと出来ることは間違いなく

そういった意味で彼本来のプレーが出来ていなかったということは

敢えて高いレベルでの評価であったと理解します。

決して先発として不合格というわけではなかったと思います。

ミスや集中力の欠如からの失点が重なり

0-2というビハインドの状況でなければ

充孝をあの時間帯に交代させる必要はなかったのでしょう。

 

でも

その結果としてカイオが蘇ります。

今年のカイオは

殆どのサポーターが感じているとおり

プレーに昨年までの切れがなく

それは体調面の問題ではなく

しかも相手に研究されたからだけでもなく

カイオ自身の慢心がもたらしているということだと石井監督も感じたのではないでしょうか。

ここ何試合か先発を外されて出場機会が大幅に減ったカイオは

きっとそういった状況に強い不満を持っていたはずです。

若いカイオには

これまでトントン拍子にステージアップしてきたその経験から

しかもそういうことに我慢強い日本人と違って

控えに置かれている状況に我慢が出来る時間がきっと短いはずです。

そのような状況のカイオを蘇らせる機会としては絶妙なタイミングになりましたね。

昨日のカイオは本当に素晴らしい出来でした。

「ここで活躍しなければまたずっと試合に出れない日々が続く」と本人は思いながら

持てる技術と力とスピードを全力で発揮していたと思いました。

これも石井監督は狙っていたのではないでしょうか。

 

それは最後に交代出場して

この試合のヒーローになった聖真にも当てはまります。

 

トップ下のポジションではなく

ツートップの一角として送り出されたことも良い方向に作用しました。

センターにとらわれることなく

右に左にそして前線にとフリーで制約なく動き回ることができることが聖真の特徴を発揮させることに繋がりました。

山形戦で見せたアグレッシブさを今一度引き出すべく

前線でゴールに向かわせる指示を出して

聖真の迷いを一気に取り払って短時間の勝負に集中させる見事な指示でした。

今後もずっと石井監督の指示や采配が当たり続けることはないのでしょうが

今までのところ見事に当たり続けていることがチームの成績に表れていますね。

予想外と言っては失礼なのですが

石井監督がこれほど引き出しを持っているとは思っていませんでいした。

そして聞くところによると非常に緻密に戦術を練り

いくつものパターンをシミュレーションしているとも聞きます。

私はセレーゾ前監督時代に「鹿島には素晴らしい素材(選手)が揃っており

これを調理するのは監督の役割であり能力である」と言いました。

ここ数試合でも証明されているとおり

鹿島には本当に能力の高い選手達が揃っています。

監督が戦術面で多くの引き出しを持ち

選手たちのモチベーションを高める術を知っているなら

あとは自ずと結果が出るに違いありません。

期待しすぎはいけませんが

そういった状況下にある石井監督と選手達をサポートできる充実感を味わうことができるようになってきましたね。

 

昨日の試合

2試合連続で貴重なゴールを挙げた山本や

アシスト場面だけでなく何本も惜しいチャンスを演出できている西の両SBの好調にも目が離せません。

控えの伊東や隆雅が刺激されて成長してくれる期待感も高まります。

 

暑く体力的にも厳しいこの時期にフル出場を続けている小笠原の気持ちも充実しているでしょう。

そしてこの試合の先発を外されたことで

更なる奮起を心に誓って前進気勢が高まる山村や出場機会を与えてもらえていない青木や梅鉢の奮起も必ずあるでしょう。

 

それは植田にも同じことが当てはまり

ファンソッコの僅かなミスも見逃さないのは敵ではなく

この植田なんでしょうね。

 

唯一心配なことを上げるとすれば

最後の素晴らしい逆転弾を演出した柴崎です。

試合終盤にもゴール前へのスプリントを見せていた時期とは違って

昨日の試合では試合後半にかなり体力的に厳しそうな動きになっていました。

やはり体調面でも本調子ではないのでしょう。

そして代表との掛け持ちによる疲労も抜けきっていないのでしょうね。

今の鹿島なら小笠原と山村

或いは小笠原と青木でも十分に戦えると思います。

柴崎は骨の具合も良くはないのでしょうから

ここは金崎同様にコンディションを最優先させた起用をしてもらえればと思います。

 

この先の連戦では

リーグ戦だけでなくナビスコであったり天皇杯であったり

タイトルの異なる大会も含まれてきます。

大会によっては今一度GKの佐藤にもチャンスを与えることや

石井監督体制になっても出場機会が与えられていない選手を起用しながら

休養を利用したコンディション調整を上手くやって

その上で全ての大会で結果を出せるようになれば理想的ですね。

石井監督ならそういったこともやってくれるのではないかと期待してしまいます。

 

最後になりましたが

蒸し暑い環境の中

スタジアムで戦ったサポーターに感謝いたします。

素晴らしいボリュームと雰囲気であることがTV画面からも伝わってきました。

今の鹿島アントラーズはサポーターを含めて上手く繋がっていると思います。

正に劇的な逆転勝利は選手とサポーターが共に戦ってもたらしたもの。

これ以上の喜びはありません。

本当にお疲れさまでした。

次の戦いもこの勢いでよろしくお願いします!

冒頭で「首位に立った」と書きましたが

実感としてそれはあまりありません。

でも今はそれで良いのだと思っています。

我々はまだまだ挑戦者であればいいと。

まだ何も成し遂げておらず

それを達成するまでは〝常に挑戦者であれ〟と。

それが我々サポーターの原動力ですから!

にほんブログ村 サッカーブログ 鹿島アントラーズへ
にほんブログ村


鹿島アントラーズ ブログランキングへ

|

« 遠征日のクラブハウス練習見学 | トップページ | 明日は山形戦 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 遠征日のクラブハウス練習見学 | トップページ | 明日は山形戦 »