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2010年12月 8日 (水)

分かっていたこと

いや、正確には分かってはいなかった。

マルキーニョスの退団・・・。

昨年だったかな? 中東への移籍騒動があった時に、「鹿島で引退したい」といった彼の言葉を報道で耳にして、涙を流したいくらいに喜んだことを覚えている。

それから、今年のシーズンを迎えるにあたっては、自分の理解の中では今年1年で引退となるかもしれないと、心のどこかで不安視していた。

それでも、今年の彼のプレーを目にする度に、そのエネルギッシュでスピーディーな動きを見て、「まだまだ引退なんて微塵も感じさせない」と確信していた。

ところが、終盤の彼のプレーにはどことなく精細が無くなってきていたような気がしていたが、それは試合で負傷した足の具合がよくないことによるものだと思っていた。

だから、その具合さえよくなれば、来年もまだまだ充分に期待されるパフォーマンスは見せてくれるものだと。

その矢先であった、今回のオフィシャルからの発表。

「来期の契約をしない」とは、引退ではなく、移籍ということなのだろうか?

わがままな希望だけど、マルキにはよそのチームでプレーしてもらいたくない。そして、鹿島からいなくなってしまうのも嫌だ。

どうしようもないことだけど、せめて自分の気持ちを正直に言わせてもらえれば、これからも1試合でも多くマルキと共に試合をしたい。1試合でも多くマルキのチャントを歌いたい。

アレックス・ミネイロがブラジルへ帰ることになった時、大切な友達をなくしてしまう感覚に似た、とてつもなく大きな悲しみに包まれたことを記憶している。

その後、マルキが来た。

「マルキはアレックス以上に、鹿島を応援する人々の気持ちを掴んでくれる活躍をしてくれるのだろうか?」、そんな期待とも不安ともとれる思いを当時には抱いたものだった。

あれから4年。

間違いなく、マルキはアレックス以上に鹿島を愛する人々の気持ちを掴んでくれたと実感している。

マルキがいなかったら3連覇どころか、1冠さえも獲ることが出来なかったかもしれない。いや、きっと出来なかっただろう。

この4年のアントラーズの歴史は、マルキーニョス抜きでは到底考えることが出来ないものである。

我々をこれほどまでに幸せな気持ちにさせてくれたマルキには、どれほど感謝しても感謝しきれないだろう。

まさに、マルキは鹿島の誇りであり、間違いなく〝鹿島のサムライ〟であった。

願わくば、最後の瞬間まで「鹿島アントラーズのマルキーニョス」でいて欲しかった。

マルキには最後まで「鹿島のマルキ」でいて欲しかった。

これまで頑張ってきたことで、身体が悲鳴をあげているのなら、これ以上、我々のわがままをマルキに言い続けるわけにはいかないだろう。

今日まで、鹿島を愛する人々の期待に応え続けてくれた彼に、ただ、ただ、「お疲れ様でした」、そして「ありがとう」といいたい。

できることなら、元旦の国立で、最後にマルキと共に戦いたい。

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