仙台雑感
油断しているなんてことも無かったし、ヤナギの移籍話が気になっていたわけでも無かったと思います。
スタジアムに集まったサポーターは、これまでの試合と同様に目の前の試合に集中して試合に入ることが出来ていたと感じました。
スタジアムの構造も関係しているかもしれないけど、声もしっかりと迫力ある出方をしていたし、選手もその声に応えるかのようにこれまでと同様に激しいプレーを見せてくれていた。
計算違いだったのは“HondaFCの強さ”だった!
あの素早いプレスは? そして、あの運動量は? スピードと連動性のあるあの攻撃は? 後半になっても止まらないあのスタミナは?15番(吉村)はどうしてこなところ(JFL)に居るの?
JFLはもちろん、J2のレベルも超えているんじゃないだろうか?
J1に入っても10位以内には居られるのじゃないかな。
テクニックのある外国人FWと司令塔がいれば、優勝争いだってしかねない、そんなチームだったと思う。
名古屋が0-2で敗れたのも偶然じゃなかったんだよね!
うちじゃなきゃ彼らを止めることは出来なかっただろうね!
でも、苦しい勝利だったかもしれないが、敗れることの許されないトーナメントできっちりと結果を出すことができているということは、このチームの成長の証だとも思えます。
「JFL相手に苦しんだ末の勝利」と言われているのでしょうが、あの内容と結果で良かったと感じています。
あと2戦を戦う前に、一層気持ちの引き締まる準々決勝となったから、選手にとってもサポーターにとっても再び“挑戦者”の気持ちを取り戻すことができたんじゃないかな。
今の正直な気持ちとしては、次の相手が川崎であろうが愛媛であろうが関係ないという気持ちになっています(結果的に川崎でしたけどね)。
それは、相手がどこであろうと我々のやるべきことは、『自分達のサッカー』,『自分達の応援』をするだけだからです。
川崎は勢いにも乗っているようだし、とても強いでしょう。
でも、JFLのHondaFCだってあんなに強かったんだから、そしてそのチームにきっちりと勝利しているのだから、我々は自分達の力を信じればいいのです。
謙虚であることが一番!
チャンピオンが自分達の力に対して謙虚な気持ちを持っているということは、きっと戦う相手にとってとっても厄介なものに違いありません。
アントラーズはそれができるチームです。
アントラーズサポーターはそれができる集団です!
去年、この段階でシーズン終了となってしまった苦い思い出のある国立です。
ナビスコでの悔しい思い出のある国立です。
次々と鬼門を突破してきた今年、“挑戦者の心”と“謙虚な気持ち”で、ユアスタに続いて国立も一気に突き破りましょう!
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