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2007年9月 2日 (日)

審判バンザイ!

ようやく、川崎に一泡吹かせることができました。
最初からの「オイッ!オイッ!アントラーズ!」のロールから入った応援は、明確な意図を持ってコールされていました。
BGMではない意志を込めた応援、素晴らしかったと思います。
その後も気迫と意地の応援は選手のプレー同様に光っていたはずです。
監督や選手とともに戦うスタジアム、カシマスタジアム。
ここのところのホーム8連勝は紛れも無く、選手とサポーターで勝ち取ってきた絆の証です。

さて、昨日のゲームはまたしても「相手よりも一人少ない状態での試合」となってしまいました。
それでも鹿島のメンバーは、緑のピッチを縦横無尽に走り回り、要所要所をきちんと締めた守備で主導権を握り、“手段を選ばない相手の司令塔”を完璧に封じ込めた見事なゲーム運びで勝利を手にしました。

≪昨日の得点経過≫
前30 野沢【鹿島】
前37 小笠原【鹿島】
後13 松尾【川崎】
後39 マルキーニョス【鹿島】
後40 興梠【鹿島】

川崎の司令塔「松尾」は、随所で試合の流れを止め、時には決定的なプレーで鹿島イレブンを苦しめました。
味方である谷口(川崎)のプレーに対しては、「何をやってもカードなし」といったフォローをして彼のプレーをより一層際立たせていた。
森がどんなにラフプレーをしても、また、へたくそなシュミレーションであったとしても、決してこれらを非難せず寛大に見守り。
マギヌンのレイトタックルは、全て彼よりも早くプレーしてしまった鹿島の選手に責任があるといわんばかりであって、こうしてマギヌンの自由空間を創りだす手助けをしていた。

彼は、味方のプレーを引き立たせるだけでなく、鹿島に対しては容赦ない攻撃を90分通して仕掛けてきた。
際どくタッチラインを割ったボールは全て鹿島に渡すことなく、接触してどちらか一方が倒れれば厳しく鹿島を制裁するといったように。
鹿島に息をもつかせないこの攻勢は、遂にファボンを負傷退場へと導き、鹿島を究極のピンチに追い込んだ。
多分、マギヌンとチョンテセには事前に「何をやっても取らないから、激しく身体をぶつけていけ!」と指示をだしていたのだろう。
伊藤や寺田には「構わないから、後ろから押し倒せ!」とピッチ上で常に勇気づけていたに違いない。
森には「追い越し際を狙って肘打て!そしてすぐに顔を抑えてやられたふりをしろ!」と・・・。

しかし、どの攻撃も鹿島の選手の意地と実力の前にはこれといった効果が見られず、遂に究極のパワープレーを展開し始めた。
新井場へのカード!
「なにもやっていないでしょう。なんでカードなの?」新井場の口元はそう言っていたように見えた。
しかし、実際にはこのパワープレーも鹿島アントラーズには逆効果であった。

打つ手、打つ手が全て通じず、逆に鹿島イレブンのゴールへの執念を生み出し、自分達がG大阪に対して奪った数と同じだけのゴールを奪われる結果となってしまった。

そう、間違いなくこれら昨日の試合を演出し続けたのは、レフリー『松尾 一』その人である。

実際に、彼のアシストプレーが川崎の得点に繋がった。
このことは、誰の目にもそう映っていたと思われる。
それだけではない。

昨日の鹿島の影のMVPはジュニーニョを完璧に押さえ込んだ青木であると言いたいが、決定的な失点シーンを見事に防いだ岩政にも同様の評価を与えたい。
この時に失点していたら多分違った結果となったのかもしれない。
しかし、何を隠そうこの危機一髪の場面も、野沢を肘打ちで倒した谷口を見事に許し、チョンテセ⇒マギヌン⇒ジュニーニョとチャンスを広げた松尾のいぶし銀のプレーがあってのもの。

いつも温厚な奥野コーチの激高が、昨日の松尾がいかに“やりたい放題”であったかということを現していると思う。
オリベイラ監督「今日の勝利はレフリーに捧げたい。」といった一言はゴール裏のみんなの気持ちを代弁してくれた。

試合を自分の思いのままにコントロールし、さぞかし気持ちの良かったことだろう。
しかし、彼の最大の誤算は川崎の選手達がそんな彼のアシストを結果に繋げる事ができなかったことだろう。
「こんなに露骨にやっているのにどうして勝てないの?」
きっと松尾は自チームの選手達にこう言いたかっただろうに・・・。

川崎の選手たちとて実力が無いわけではない。
いや、ジュニーニョ・マギヌン・チョンテセといった外国人は個人の力が秀でており、中村・谷口の代表クラスの選手もおり、「川崎山脈」と異名をとるDF陣もいる。
これら鬼と呼べるほどの選手達に、「何をやっても大丈夫」との“金棒”を与えても、鹿島の牙城を崩すことは出来なかった。
それほど昨日の鹿戦士は凄かった。

野沢の芸術的なFK。
見方も引っかかるほどの本山のフェイント。
小笠原のワールドクラスのゴール。
青木のマンマークは日本一!
岩政の試合の行方を左右したファインプレー。
ファボンの代わりに入った大岩がことごとく川崎の連携を寸断する。
意地すら感じられた本山の懸命の守備。
マギヌン、ジュニーニョの怒涛のシュートをいつものように受け止めた曽ヶ端
興梠の良さはボールを奪い返す動き、これがゴールに繋がる。
本山のスーパーワンタッチラストパス⇒マルキのストライカーらしさが見れたゴール。(シュートはゴールへのラストパス!)
最後までスピードが衰えずスタミナ抜群だった篤人青木

思い返すだけでもこれだけの素晴らしいプレーが!

いかなる権力を持とうが、昨日の鹿島には通じなかった。
扇谷がそうであったように松尾の力も、鹿島の前では「無力」であった。

どうしよう?ジョージやシャスティスの方がまともに見えてきた。

こうなったら、ジョージ・シャスティス・扇谷・松尾の4人に笛を持たせて、残り7人好きな選手を選んでもらって、その11人のチームと来年のファン感でドリームマッチでもやりましょうか!

さあ、次なる敵は・・・。

名古屋でも新潟でも広島でもない。
両チームの選手以外に、唯一ピッチ上に立っている“そいつ”だ!

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コメント

大変面白く読ませていただきました。

投稿: 溜飲 | 2007年9月 2日 (日) 20時58分

あ~すっきりした!ファン感の試合、私も1票入れます。
昨日は私もついヤジが・・・血管切れそうになりましたよ、何度も。
ホント、今ではジョージが可愛く思えてきます。
イメージ的に、白いユニはよわよわしく見えて、同情かうのかしら????
ちなみに、線審も合わせてだから3人少ないなかで、戦ったようなもんですね。エライぞカシマ!

投稿: けいちゃんママ | 2007年9月 2日 (日) 22時44分

すげー!!笑

すげー面白い!!!!

鹿莫迦さんの文才と
松尾に対する怒りと
勝利の喜びがこの文章を作り上げたのでしょう!笑

投稿: atsuhiko | 2007年9月 2日 (日) 23時08分

おかげて少し、殺意が和らぎました。あれで「公平」にやっているつもりで、しかも「プロのゲームをコントロールしている自覚と技術」を持っているつもりなのでしょうか。それに、どうも「薄い青色」のチームは武闘派の傾向がありますね。パンスト被りっぱなしの吊り目の在留外国人選手のプレーは、国籍のある国の特質を見事に表現していますね。あんなことされたら、一個人の所業で国全体を「色眼鏡」でみたくもなりますよ。単純に激しくすればヤワな選手はやっつけられる、オレ様は破壊王だ。としか考えられない、どこかの頭の劣ったサポの多い、一人称のないチームの二重国籍取得の不良南米日系人と同じですね。カワブチをはじめとした協会やJリーグの馬鹿幹部ども、そして糞審判関係者ども、そして許しがたい敵チームども、そんな魑魅魍魎に負けないで、鹿島というすばらしいチームの一員として共に戦いましょう。ではまたスタジアムで、勝利の歓喜の中でお会いしましょう。

投稿: とこしか | 2007年9月 3日 (月) 11時20分

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