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2007年8月21日 (火)

”くまがい”雑感

暑い熊谷に参戦された皆さん、お疲れ様でした。
熊谷とは我等にとっては「くまがい」ですよね、なんて冗談を言える現状で本当に良かったです。
小笠原の退場によって、楽勝のはずの試合がドラマチックな試合に変わってしまいましたから、結果的には凄く感動と興奮があって良い想い出になったのですが、本心はハラハラドキドキせずに「完勝」したかったです。

でも、とりあえず選手と共に勝ち取った「勝利」、とっても満足してます。

さて、その暑い熊谷での試合ですが、競技場に向かう行田バイパスあたりで、車のOUTSIDEの外気温の表示が一時は39度まで上昇していました。
駐車場に着いた時は36度だったのですが、こんな真夏の暑い時期にどうして熊谷での試合となるのでしょうね。
何も真夏で無くとも秋に行われる試合でもよかったでしょうに、それともここでしか出来なかった大きな理由があったのでしょうか?
大宮は改修工事中?埼玉スタジアムは?(帰りに高速から見たら真っ暗でしたが、昼間にイベントでもあったの?)駒場の芝生は最悪なの?
どんな理由があったとしても、日本最高気温を記録する場所で、しかもその時期にやることはないでしょう?
主催者は頭が可笑しいんじゃないのか?といいたい気持ちなのは私だけではないはず。
その証拠に主催者発表の幾つかのコメントでは、「日射病や熱中症になるので待ち列では待機しないでください。」とか「会場の幾つかの場所に氷柱を用意して暑さ対策してます。」といったものを耳にしました。
「なら、そんなところで試合するなよ!」と言わせてください。

さらに、いくらアウェー側とはいえ、売店の手際の悪さやドリンク類の少なさには閉口してしまいます。
“氷柱”を用意するくらいなら、せめてもう一箇所くらいドリンク専門の臨時売店くらい出せよ!
試合開始まで並んでも買えない様な有り様じゃ、並んでいる人がその間に熱中症で倒れてしまうのも当然ですよ。

試合会場の選択でも問題ありなら、当然、運営の面においても問題なしというわけにはいかないでしょう。
大きな事故や問題が起きない限り、こういったことは今後も変わらないのかな・・・。

文句はこれくらいにして試合の方を振り返ってみると、空が暮れゆき、やがて『竜』の群れが飛び交い、その咆哮とともに恵みの雨が降ってくる中での試合となりました。
幸いにもこの竜や雨は、我々鹿島にとって敵ではなく味方でありました。
この試合の勝敗のポイントは、私は運動量の違いにあったと思いっています。
この運動量ですが、今年の鹿島の選手達はフィジカルトレーニングをたっぷりとこなしているため、それだけでも十分なスタミナとなっています。
しかも、恵みの雨が気温を下げ涼感を生み出してくれたため、“夏場に弱い”とされている鹿島の選手達もそのスタミナを暑さに奪われなかったことが、一番効いていたのだと思います。
大宮の選手と比べて、一人少ない10人であったにも関わらず、ピッチ上で走り回っていたのは鹿島の選手達。
攻撃に守備に献身的に走り回っていた姿は、オリベイラ監督の目指すサッカーの実践であったに違いありません。
しかも、この苦しい環境のもとで・・・。

そしてもう一つ素晴らしいスタミナを持っていたのが鹿島のゴール裏のサポーター達でした。
暑い熊谷に集まった多くのサポーター達はアウェーをホームに変えてくれました。
最後の最後まで諦めず叫び続けたそのスタミナは、選手の頑張りと共に充分に評価されるものだったと思います!
M氏のリードも良かったし、苦しくなった後半の途中からH氏とA氏が加勢して、更には中段にもメガホンを持ったリードが立ち、「絶対にあきらめるなよー!選手をこっちに呼ぶんだ、声だ声ー!」との鼓舞には身震いさえしました。
疲れて体力が落ちかけていたゴール裏の声もそのリードで見事に蘇り、ロスタイムの決勝ゴールを生み出しました。
「本当に奇跡が起きた!」とその瞬間に思いました。
そして、その次には「本当に最後まで諦めずに良かった。」との思いで頭が一杯になり、思わずピッチに向かって「諦めなかったぞー、俺達は!」と声に出して叫んでしまっていました。

大分での敗戦、柏での勝利、そして今回のロスタイムでの決勝点、このような経験の積み重ねが“サポーターの強さ”を育ててくれています。
サポーターが信じれば選手たちは必ず期待に応えてくれる、選手達は鹿島のサポーターが最後まで決して諦めないと信じている。
この関係さえあれば、どんな厳しい試合でも戦っていけるし、どんな相手でも怖くはない!

オリベイラ監督が考えたことを選手達が体現し、これにサポーターが最後まで気力と気迫を送り続ける。

今は、それが出来ているんじゃないかな?

Img_2185

攻撃と守備に走り回る本山と野沢のダブル司令塔、
縦にも横にも、とにかく動き回り共に楔やポストとなっている両FWのマルキとヤナギ
飛び出しあり堅守ありでゲームの舵を取る両ボランチの小笠原と中後
どんなに放り込まれても何でも跳ね返してしまう高い高いセンターバックの岩政とファボン
周りがこれだけの働きをすれば、自ずと高い位置で羽ばたきまくることができる両翼の篤人と新井場

そして、何といっても1試合で3点は防いでくれる偉大なる守護神、曽ヶ端

さあ、次は小笠原が出場停止で代わりに入ってくるのは青木か、それともダニーロ

どっちも見てみたい!

小笠原よ、G大阪との金沢決戦に備えて疲れた身体を休め、そして鋭気を養ってくれ。
君の出番は、いつも君が鹿島を苦しめていた8月の終わりのゲームだから!

今年は『これまでとは違う夏』を見せてくれよ、頼むぞ!

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